救急科専門研修プログラム
救急科専門研修プログラムの概要
基幹施設: | 福岡徳洲会病院 |
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連携施設: | 久留米大学病院 産業医科大学病院 名古屋徳洲会総合病院 岸和田徳洲会病院 名瀬徳洲会病院 徳之島徳洲会病院 南部徳洲会病院 鹿児島市立病院 にのさかクリニック MIYAIホームドクターズ |
募集定員: | 4名 |
- 平成23年来、救急車受入件数10,000台超のhigh-volume 救急科であり、豊富な症例経験と修練が十分に得られること。また政令都市である福岡を離れ,人的や医療機器のリソースに乏しい離島において,基幹病院での研修とは異なる形で自立して責任をもった医師として行動し、地域医療の実状と求められる医療についても学ぶことができる。このように離島地域救急医療に大きく貢献しながら、さらに成長する機会を専攻医自身が得られることです。
- 本プログラムでは、救急科領域研修カリキュラム(添付資料)に沿って、経験すべき疾患、病態、検査・診療手順、手術、手技を経験するため、基幹研修施設と複数の連携・関連研修施設での研修を組み合わせています。基幹領域専門医として救急科専門医取得後には、サブスペシャルティ領域である集中治療医学領域専門研修プログラムに進んで、救急科関連領域の医療技術向上および専門医取得を目指す臨床研修や、リサーチマインドの醸成を目指す研究活動、徳洲会救急部会(TKG)を通しての多施設研究も可能です。また本救急科専門研修プログラム管理委員会は、基幹研修施設である福岡徳洲会病院の福岡徳洲会病院医師臨床研修管理委員会と協力し、大学卒業後2年以内の初期研修医の希望に応じて、将来、救急科を目指すための救急医療に重点を置いた初期研修プログラム作成にもかかわっています。
- 定員: 4名/年
- 研修期間: 3年間
- 出産、疾病罹患等の事情に対する研修期間についてのルールは「項目19.救急科研修の休止・中断、プログラム移動、プログラム外研修の条件」をご参照ください。
- 研修施設群本プログラムは、都市型基幹施設、地域型離島関連施設の下記の4施設によって行います。
1.福岡徳洲会病院(基幹研修施設)
- 救急科領域病院機能:二次救急医療機関(都市型)、災害拠点病院、地域メディカルコントロール(MC)協議会施設、特定行為指示病院、消防署救急隊ワーク隊待機病院
- 指導者:救急科指導医 5名(集中治療専門医 1名)、救急科専門医 11名
その他の専門診療科専門医(外科専門医 1名、脳卒中専門医 1名) - 救急車搬送件数: 13,587 件/年
- 救急外来受診者数: 26,397 人/年
- 研修部門: 二次救急医療施設、災害拠点病院、地域メディカル コントロール(MC)協議会施設、特定行為指示病院、消防署救急隊ワーク隊待機病院
- 研修領域と内容
- i. 救急室における救急診療:小児から高齢者まで、軽症から重症(クリティカルケア・重症患者に対する診療含む)、疾病・外傷、各専科領域におよぶあらゆる救急診療を救急医が担当する。
- ii.外科的・整形外科的救急手技・処置
- iii. 重症患者に対する救急手技・処置
- iii. 重症患者に対する救急手技・処置
- iv. 集中治療室、救命救急センター病棟における入院診療
- v. 救急医療の質の評価・安全管理
- vi. 病院前救急医療(地域メディカルコントロール: MC)
- vii. 災害医療
- viii. 救急医療と医事法制
- 研修の管理体制:救急科領域専門研修管理委員会による
- 臨床現場を離れた研修活動:日本救急医学会、日本救急医学会地方会、日本臨床救急医学会、日本集中治療医学会、日本集中治療医学会地方会、日本外傷学会、日本中毒学会、日本熱傷学会、日本集団災害医学会、日本病院前診療医学会など救急医学・救急医療関連医学会の学術集会への1 回以上の参加ならびに報告を行う。参加費ならびに論文投稿費用は全額支給。
- 週間スケジュール
時 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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7 | |||||||
モーニングカンファ・患者申し送り | |||||||
8 | 医局会 | ||||||
9 | 週間ERカンファ | ||||||
10 | 救急外来・入院患者診療 | ER (研修医対象) カンファ |
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11 | |||||||
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16 | 申し送り・当日症例の振り返りカンファ(研修医合同) |